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国際ハープフェスティバル2017-草加市

過去の開催風景
平成29年度 国際ハープフェスティバル2017‐草加市
10月10日(火)から11月19日(日)まで、「国際ハープフェスティバル2017-草加市」が開催され、草加市文化会館をはじめ、市内外各所で様々なコンサートやイベントを開催しました。
 
メインコンサート:フェスティバルコンサート
 
11月18日(土)のフェスティバルコンサートでは、ハープのソロ演奏のほか、チェロとのアンサンブルやレバーハープ演奏などバラエティ豊かなプログラムをお届けしました。
 
コンサートのオープニングは、特別ゲストの金管十重奏「N響メンバーとその仲間達によるブラスアンサンブル」のみなさんによる、華やかなP.デュカスの「ラ・ペリのファンファーレ」演奏でコンサートが幕開けしました。また、アイルランド民謡「ロンドンデリーの歌」を含めた5曲を披露し、ソロパートをふんだんに盛り込むなど、会場を盛り上げました。
 
海外ゲストとして、フランスからベアトリス・ギエルマンさんが出演し、G.B.ペシュッティの「ソナタ ハ短調」、E.P.アルヴァーズの「セレナーデ」を披露しました。
特別ゲスト:N響メンバーとその仲間達による
ブラスアンサンブル(金管十重奏)
ベアトリス・ギエルマン(フランス)
 
また、ハープトリオのカフェ・ドゥ・ラ・ハープ(ハープ:斎藤寛子さん、安井弘子さん、入之内由紀さん)による演奏や、ハープ&チェロ(ハープ:池城菜香さん/チェロ:藤原秀章さん)の演奏、市民団体である草加市レバーハープ・アンサンブル(指揮:鷺谷清子さん)の演奏も披露しました。
 
カフェ・ドゥ・ラ・ハープ
 
ハープ:池城菜香さん、チェロ:藤原秀章さん
 
草加市レバーハープ・アンサンブル、指揮:鷺谷清子さん
 
メインコンサート:ファイナルコンサート
 
11月20日(日)のファイナルコンサートも、多彩で華やかなプログラムをお届けしました。
 
特別ゲストとして、クラシックギター奏者の村治佳織さんが出演し、クラシックギターの名曲F.タレガ「アルハンブラの思い出」や、J.S.バッハ「主よ人の望みの喜びよ」など5曲を披露し、会場を沸かせました。
 
海外ゲストには、イギリスからイオン・ジョーンズさんが出演し、2016年に世界で初めて、全収録曲、シューベルトの曲をハープによる編曲でレコーディングを行ったCDの中から「ディアベリのワルツによる変奏曲」など3曲を披露しました。
特別ゲスト:村治佳織(クラシックギター)
 
イオン・ジョーンズ(イギリス)
 
また、ハープ&フルート(ハープ:井上久美子さん、フルート:大和田葉子さん)によるアンサンブルも披露しました。
 
ハープ:井上久美子さん、フルート:大和田葉子さん
 
 
コンサート冒頭では、『第29回日本ハープコンクール』及び『第13回ポスターデザインコンクール』の表彰式も行われ、優勝者にトロフィーが授与されました。続けて、日本ハープコンクール優勝者による演奏が披露されました。
 
日本ハープコンクール プロフェッショナル部門第1位
マドリーヌ・オルソンさん(USA)
ポスターデザインコンクール最優秀賞
田村貞夫さん(デザイナー)
プログラムの最後は、25台のグランドハープ(指揮:篠崎史子さん)によるおなじみの「菊の花のまつり(作曲:増田宏三)」(「国際ハープフェスティバル1989-草加市)のために作曲)が演奏され、ハープの祭典が幕を閉じました。
 
 
メインコンサートの2日間、ロビーでは「タッチ・ザ・ハープ」が行われました。
草加市レバーハープ・アンサンブルの皆さんに弾き方を教えてもらいながら、ハープの演奏を気軽に体験できるコーナーです。
来場した皆さんは、コンサートを聴くだけではなく、ハープにふれて楽しんでいました。
タッチ・ザ・ハープ
 
タッチ・ザ・ハープ
 
家族でたのしむ0歳からのハープコンサート
 
11月13日(月)に、0歳からのハープコンサートを開催しました。井田美幸さんと田中淳子さんによるグランドハープのデュオ演奏が披露され、ジブリやディズニーの名曲など小さなお子さんとご家族の皆さんが一緒に楽しめるプログラムをお届けしました。
 
(左から)ハープ:井田美幸さん、ハープ:田中淳子さん
 
レバーハープ教室
 
11月11日(土)と12日(日)の2日間、ハーピストの鷺谷清子さんのご指導と、草加市レバーハープ・アンサンブルの皆さんのご協力により、レバーハープ教室が行われました。19名が参加し、レバーハープの構え方から弦のはじき方など、丁寧な指導によるレッスンが行われました。最終日には、受講者と草加市レバーハープ・アンサンブルのメンバーによる演奏披露を行いました。
 
レバーハープ教室(講師:鷺谷清子さん)
 
第29回日本ハープコンクール
 
日本ハープコンクールは、プロフェッショナル部門が開催され、14名が出場しました。11月15日(水)の第1次予選、16日(木)第2次予選を行い、18日(土)の本選には3名が残り、アメリカのマドリーヌ・オルソンさんが優勝しました。
 
課題曲は次のとおりでした。

[第1次予選]

1. E.Schmidt : Etude No.VI
2. G.Fauré : Impromptu op.86

[第2次予選]

下記(1)(2)(3)を合わせて35分のソロ・リサイタル
 
(1)M.Tokuyama : Oriental Garden IV,V
 
(2)下記より1曲選択
P.Hindemith : Sonata
G.Tailleferre : Sonata(繰り返しあり)
N.Flagello : Sonata
P.Houdy : Sonata
 
(3)自由曲

[本 選]

1. G.Pierné : Concertstück op.39
2. A.F.Marescotti : Mouvement
プロフェッショナル部門第1位
マドリーヌ・オルソンさん(USA)
スポットコンサート
 
メインコンサート会場の草加市文化会館に足を運ぶことができない方や訪れる機会のない方々にも音楽を楽しんでいただくため、街なかに出向いてコンサートを実施しました。街ゆく人々は、ハープの美しい音色に足を止めて聴き入っていました。11月3日のイオンレイクタウンではクリスマスツリー点灯式とコラボレーションをし、イルミネーションとともにハープの幻想的な音色をお届けしました。
 
10月21日(土)北千住マルイ入口前
ハープ&フルート デュオ ストレスフリー
10月26日(木)草加市立病院
レバーハープ・アンサンブル“アルペジオ”
11月3日(祝)イオンレイクタウン kaze 1階 翼の広場
清水梨紗さん、清水彩華さん、岩間由紀さん、大竹智巳さん
11月17日(金)獨協大学前<草加松原>駅コンコース
カフェ・ドゥ・ラ・ハープ
スクールコンサート
 
2日間にわたり市内4校で、スクールコンサートが開かれました。児童の皆さんは、ハープの歴史や音階を変える仕組みなどの話を聞いたり、実際にハープ演奏を体験したり、ハープに親しみながら演奏を熱心に聴いていました。
 
演奏:10月10日(火)…井田美幸(ハープ)&田中淳子(ハープ)、10月13日(金)…カフェ・ドゥ・ラ・ハープ
草加市立 谷塚小学校
 
草加市立 栄小学校
 
草加市立 高砂小学校
 
草加市立 小山小学校
 
本事業は、beyond2020プログラム認証事業及び平成29年度 文化庁文化芸術創造活用プラットフォーム
形成事業として開催されました。
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