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ドナルド・キーン生誕100年特別企画
Donald Keene 100th Anniversary Exhibition
ドナルド・キーン先生と草加のゆかり展
Exhibition on Donald Keene's bonds with Soka City
「漸草庵 百代の過客(ぜんそうあん はくたいのかかく)」は、草加市制60周年を記念して2019(平成31)年3月に草加市文化会館に建設された日本文化芸術関連施設です。
松尾芭蕉の「おくのほそ道」を世界に広めた日本文学者ドナルド・キーン先生により命名されました。施設入口の扁額は先生の揮ごうによるものです。
この漸草庵では、ドナルド・キーン先生の誕生月である6月、感謝の気持ちを込めて、先生が草加市に残した足跡と写真のほか、先生の愛用品(一般財団法人ドナルド・キーン記念財団所蔵)などを展示します。
あわせて、ドナルド・キーン先生の生涯を辿るドキュメンタリー映像を特別に公開します。
[特別公開]
ドキュメンタリー映像
「日本文学を世界へ ドナルド・キーンの生涯」
"Bringing Japanese Literature to the World" The life of Donald Keene"
[期間限定]
昨年に続き キーン先生が幼少期にかわいがっていた愛犬をモチーフにした上生菓子が再登場します!
抹茶・上生菓子セット(税込500円)
会期 | 2022年6月17日(金)~6月27日(月) 10:00~16:00*受付15:45まで |
会場 | 漸草庵 百代の過客(草加市文化会館内) |
入場 | 無料 |
チラシdownload(743KB) |
※新型コロナウイルス感染拡大状況により、内容等が変更になる場合があります。
【お問い合わせ】
草加市文化会館 TEL 048-931-9325
- 主催 公益財団法人草加市文化協会
- 後援 草加市/草加市教育委員会/J:COM/国際交流基金
- 協力 一般財団法人ドナルド・キーン記念財団/草加市奥の細道市民推進委員会/草加宿神明庵運営協議会/図書館・文化を見守る会/ドナルド・キーン先生を顕彰する会
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ドナルド・キーン Donald Lawrence Keene
日本文学者
(1922年6月18日 - 2019年2月24日 / 享年96歳 叙従三位 )
1922年 米ニューヨーク生まれ。
コロンビア大学卒、同大学教授。1962年、古典ならびに現代日本文学の翻訳による海外への紹介の功績により菊池寛賞。
1998年 『日本文学の歴史』全18巻完結等により朝日賞。
2002年 『明治天皇』により毎日出版文化賞。
そのほか多数の著作により読売文学賞、日本文学大賞、全米批評家協会賞など多くの文学賞を受賞。
2008年 文化勲章受章
2012年 日本国籍を取得
2019年 逝去
キーン誠己 Keene Seiki
一般財団法人ドナルド・キーン記念財団 代表理事/浄瑠璃三味線奏者
1950年 新潟市生。旧姓、上原誠己。東京外国語大学フランス語学科卒。
1972年 国立劇場第一期文楽研修生。
1972年 国立劇場第一期文楽研修生。
1974年 四世鶴澤重造に入門、五世鶴澤淺造を名乗り人形浄瑠璃文楽座の三味線弾きとして初舞台。
1997年に文楽座を退座。新潟に戻り家業(酒造業)を手伝うかたわら、古浄瑠璃を作曲、演奏する。
1997年に文楽座を退座。新潟に戻り家業(酒造業)を手伝うかたわら、古浄瑠璃を作曲、演奏する。
2006年 ドナルド・キーンを知る。
2011年より生活をともにし、2012年養子となる。