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淡路人形浄瑠璃 草加公演2021
公演情報
国指定重要無形民俗文化財にも指定されている淡路人形浄瑠璃の草加での集大成となる公演に、津軽三味線奏者 木乃下真市がゲスト出演!
 
◆出演
・淡路人形座(淡路人形浄瑠璃)
 「戎舞」
 「傾城阿波の鳴門 順礼歌の段」

・木乃下真市(津軽三味線)


※新型コロナウイルス感染拡大状況により、日程等が変更になる場合があります。
 
 

【公演に関するお問い合わせ】 
草加市文化会館 TEL 048-931-9325

  • 主催 公益財団法人草加市文化協会
  • 後援予定 埼玉県、草加市、草加市教育委員会、J:COM
  • 協力 獨協大学父母の会

演目
戎舞
戎舞
えびすまい
 
500年の歴史を誇り、国指定重要無形民俗文化財でもある、淡路の人形操りの始まりについては、様々伝承されています。

中世、摂州西宮(現在の兵庫県西宮市)の戎かきと呼ばれる芸能集団と交流があったことが起源とされています。戎かきとは、西宮戎神社の信仰を広めるために、神事として上演され、戎神の人形を舞わせてお祈りをし、戎のお札を配って歩いた芸能民のことです。江戸時代の書物には、淡路島にもこの芸能民の流れがあったと記されており、これが今日の「戎舞」になったものです。淡路島でも昭和初期までこの伝統が続き、各家に配る座本名の入ったお札も現存しています。
 
戎舞は、福の神・戎様が庄屋の家にやってきて、振る舞い酒の杯を重ね、自分の生い立ちなどを語って舞い、船を出し、沖に出て大きな鯛を釣りあげるというお話です。
 
かつては、淡路の漁村の人形芝居では必ず上演され、釣り上げる鯛に本物の鯛を使うこともありました。おめでたい物語のため、祝事や上棟式、船の進水式の場でもさかんに上演されました。
 
太鼓のリズムに合わせ、戎様が楽しく舞い、お酒を飲む場面もみどころのひとつ。開催地の特性がセリフに織り込まれ、舞台と会場が一体となって盛り上がります。

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傾城阿波の鳴門 順礼歌の段
傾城阿波の鳴門 順礼歌の段
けいせいあわのなると じゅんれいうたのだん
〈口〉くち    〈奥〉おく
 
「ととさんの名は十郎兵衛、かかさんはお弓と申します…」という順礼の娘お鶴のセリフがよく知られている浄瑠璃の代表作品。阿波徳島藩主の若殿が傾城(美人)に夢中になるのを幸いに、企てられたお家騒動を描いています。
 
物語はこの騒動に端を発して、主君の宝が何者かに盗まれることから始まり、宝を探す命を受けた十郎兵衛とその妻お弓は、幼い娘お鶴を祖母に預け、盗賊の仲間となって大坂に移り住みます。順礼歌の段は、その後に続く物語です。
傾城阿波の鳴門 順礼歌の段〈口〉
〈口〉 十郎兵衛・お弓の夫婦は、徳島藩主の玉木家の家宝「国次の刀」を探すため、大坂の玉造に住み、十郎兵衛は名前も銀十郎と変え盗賊の仲間に入っていました。

あるとき、お弓が留守番をしているところに手紙が届きます。十郎兵衛らの悪事が露見し、追っ手がかかったので、早く立ち退くようにとの知らせでした。お弓が夫の無事と刀の発見を祈って神仏に願をかけているところに、順礼の娘が訪れます。国許に残してきた自分の娘お鶴と同じ年頃なので、話を聞いてみると、両親を探して徳島からはるばる旅をしてきたという身の上を語ります。両親の名前を聞いてみると、間違いなく自分の娘であることがわかりました。今すぐに抱きしめ母と名乗りたい思いを抑え、盗賊の罪が娘に及ぶことを恐れて、国へ帰るように諭します。そしてこのままここにおいてほしいと頼むお鶴を、お弓は泣く泣く追い返します。お鶴の歌う順礼歌が遠のくと、お弓はこらえきれずに泣き崩れます。しかし、このまま別れてはもう会えないと思い直し、急いでお鶴の後を追いかけるのでした。
傾城阿波の鳴門 順礼歌の段〈奥〉
〈奥〉 お弓と入れ違いに十郎兵衛がお鶴を連れて帰ってきます。わが娘とは知らず、お鶴の持っている金に目をつけ、貸してくれと頼む十郎兵衛。しかし怯えたお鶴が騒ぐので止めようとして、誤って窒息死させてしまいます。
お鶴を見失ってしまい家に戻ったお弓は、このことを知り、不幸な娘の身の上を思い涙し、わが娘を殺してしまった十郎兵衛も後悔の涙にむせび、亡きがらを前に悲嘆にくれます。
嘆きのうちにも捕手の迫る気配に十郎兵衛は覚悟を決め、捕手を追い散らすと、お鶴の亡きがらもろともに我が家に火を放ち落ち延びるのでした。
プロフィール
淡路人形座 あわじにんぎょうざ
淡路人形浄瑠璃
http://awajiningyoza.com/
淡路島の風土から生まれ500年の伝統をもつ淡路人形浄瑠璃を受け継ぎ、現在活動している唯一の人形座。
時代物を得意とし、気軽に楽しめる早変りや道具返し、衣裳山など淡路独自の演出や演技も派手なケレン味が尊ばれ、人形芝居本来の雰囲気を残した外題を数多くもつ。
 
「道の駅福良」の常設館・淡路人形座で公演を行いながら、後継者団体への指導、全国の人形芝居保存会への協力など、人形浄瑠璃の普及・発展のための活動を積極的に行っている。
2016年には、ミシュラングリーンガイドで二つ星を獲得。多くの観衆を魅了し、愛され高い評価を得ている。
 

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木乃下真市 きのした しんいち
津軽三味線
津軽三味線木乃下流家元 木乃下三絃会主宰

1986・87年 津軽三味線全国大会 2年連続優勝。
1988年 津軽五大民謡全国大会 津軽小原節部門(唄)優勝。
2000年 津軽三味線全国大会歴代優勝者による大会で初代グランドチャンピオンに輝く。
これまでにロビー・ラカトシュ、林英哲、渡辺香津美、坂田明、佐藤允彦、キムドクス、ドイツ・ケルン放送管弦楽団など世界の一流演奏家と共演。海外30か国以上でコンサートを行う。
「徹子の部屋」「題名のない音楽会」「紅白歌合戦」「スタジオパーク」「課外授業・ようこそ先輩」「トップランナー」等のテレビ番組に多数出演。
津軽三味線世界大会審査委員長。
 
開館時間
午前9時から午後9時30分まで
(受付業務は午後9時まで)
(施設利用は午後8時まで
  ※4月28日~5月31日)

休館日のご案
 ●毎月第1水曜日、12/29~1/3
 ※その他、臨時休館あり
2021年
 ●3月3日(水)
 ●4月7日(水)
 ●5月5日(水)
 ●6月2日(水),、
   15日(火)、16日(水)
 ●7月7日(水)
 ●8月4日(水)
 ●9月1日(水)
 ●10月6日(水)
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